TOEICを受験したあと、多くの人が気になるのが「TOEIC点数はいつわかる」という疑問です。進学や就職、資格取得のためにスコアが必要な場面では、いつ結果がわかるのかは極めて重要な情報ですよね。
特に「点数はオンラインでいつ見れる?」「結果は何時に公開されることが多い?」といったタイミングの疑問から、「結果が17日後より早く出ることはある?」という噂の真相まで、実際に検索しても答えがバラバラで不安になる方も少なくありません。
さらに、「結果をオンラインで見れない原因とは?」「郵送によるスコア到着日はいつ?」といったトラブルや時間差も気になるところ。大学や企業への提出期限が迫っている人なら、「大学提出に間に合うか不安」という焦りもあるでしょう。
そこで本記事では、「過去のスコアを確認する方法も紹介」「600点・750点のレベルはどのくらい?」といった知っておくと便利な情報まで、初めての方でも理解できるよう丁寧に解説します。
続きを読めば、TOEICのスコアにまつわる不安がスッキリ解消されるはずです。
▶内容要約
・TOEICの点数がオンラインで確認できる具体的な日付
・結果が発表される時間帯と例外パターン
・郵送スコアの到着タイミングと注意点
・結果が見られない場合の原因と対処法
TOEICの点数はいつわかる?公開日と確認方法まとめ

・点数はオンラインでいつ見れる?
・結果は何時に公開されることが多い?
・結果が17日後より早く出ることはある?
・結果をオンラインで見れない原因とは
・郵送によるスコア到着日はいつ?
・大学提出に間に合うか不安な人へ
点数はオンラインでいつ見れる?
TOEICの点数は、試験日から原則として17日後にインターネット上で確認できるようになります。これは一般的な公開スケジュールであり、試験を主催するIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が公表しているスコア表示時期にも明記されています。
具体的には、試験当日を含めず、17日目のお昼ごろにオンライン結果が反映されることが多いとされています。
ここで重要なのは、あらかじめ申し込みの段階で「インターネットでの結果確認」を「利用する」にチェックしている必要があるという点です。これを選択していないと、いくら17日目を待ってもWebでスコアを見ることはできません。
この点を見落としてしまう方が意外と多いため、確認は必須です。
また、17日という期間には祝日や土日が含まれる場合もありますが、オンライン公開は基本的にその影響を受けません。
TOEIC点数確認スケジュール表
項目 | 内容 |
---|---|
公開日 | 試験日から原則 17日後 |
公開時間 | 17日目のお昼ごろに反映されることが多い |
確認方法 | 申込時に「インターネットでの結果確認」を 利用する にチェックしている場合のみ |
公開機関 | IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会) |
土日・祝日の影響 | 基本的に 影響なし |
特殊期間の例外 | 年末年始、ゴールデンウィークなどはスケジュールが変動する可能性あり |
注意点 | オンライン公開を希望しなかった場合は、17日経過してもWeb上で確認できない |
ただし、年末年始やゴールデンウィークなどの特殊な期間は例外となる可能性があるため、試験実施日がこれらに近い場合には公式サイトでスケジュールの最新情報をチェックしておくと安心です。
このように、TOEICの点数がいつ見られるのかを知っておくことで、進学や就職、社内提出などの各種手続きに向けた計画も立てやすくなります。早めに受験し、余裕をもって結果を待てるスケジュール管理が大切です。
結果は何時に公開されることが多い?
TOEICの結果が公開される時刻は、過去の受験者の体験談や公式案内を参考にすると、17日後の「正午(12時)ごろ」であるケースがほとんどです。
これには明確なルールがあるわけではありませんが、結果公開の時間帯として最も多く報告されているのが昼の12時前後であり、多くの受験者がその時間を目安にサイトへアクセスしています。
午前中の早い時間からそわそわして公式サイトを何度も確認する人もいますが、実際には12時より前に表示される可能性は低めです。ただ、必ず12時ぴったりというわけでもなく、10分前後ずれることは珍しくありません。
また、アクセスが集中するため、読み込みに時間がかかることもある点には注意しましょう。
一方で、サーバーエラーやログイン情報の不備により、公開時刻にアクセスしても見られないこともあります。こうした場合でも、焦らず少し時間を置いてから再度ログインすれば、表示されるケースが大半です。
お昼ごろの公開に備えて、あらかじめ公式サイトのログイン情報(ID・パスワード)を手元に準備しておくと、スムーズにスコアを確認することができます。特に就職活動や大学への提出などで結果確認を急いでいる人は、当日のスケジュールに余裕を持って行動しましょう。
結果が17日後より早く出ることはある?
原則として、TOEICの結果は17日後にオンラインで公開されると定められていますが、「例外的に早く表示される」ことはあるのでしょうか?
結論から言うと、早く公開されるケースはほとんどなく、基本的には17日目まで待つ必要があります。
しかし、まれに16日目の夜に反映されたという報告がSNSなどに上がることもあるようです。とはいえ、これはごく一部の例外であり、公式に発表されているスケジュールではありません。こうした噂に期待しすぎると、無駄に何度もアクセスしてしまい、精神的にも疲れてしまいます。
一方、郵送で届く公式認定証については、試験から30日以内の発送と定められており、オンライン結果より大幅に遅れます。そのため、少しでも早く点数を知りたい場合は、インターネット結果の確認が最速の手段であることは間違いありません。
どれだけ急いでもスコアを早くする裏技のようなものは存在せず、試験後にできることは「待つこと」だけです。そのため、もしTOEICのスコアを期限内に提出しなければならない場合は、事前にスケジュールを逆算し、余裕を持って受験日を選ぶことが大切になります。
結果をオンラインで見れない原因とは

TOEICのスコアが表示される予定日になっても、オンラインで結果が見れないというケースは少なからず存在します。その原因にはいくつかのパターンがあるため、冷静に一つずつ確認していく必要があります。
まず一番多い原因は、申込時に「インターネットでの結果表示を利用しない」を選んでしまっているケースです。この設定にしていた場合、当然ながらWebでスコアを見ることはできず、紙の認定証が郵送されるのを待つしかありません。
次に、ログイン情報の誤りもよくあるトラブルです。IDやパスワードの入力ミスによって、ログイン自体ができず、スコアの確認画面にたどり着けないことがあります。この場合は、パスワードの再発行手続きを試してみましょう。
また、アクセス集中によるシステムの一時的な不具合も無視できません。
結果公開当日は多くの受験者が一斉にアクセスするため、サーバーエラーや表示遅延が起きることがあります。こうしたときは、時間をおいてから再度アクセスすれば解消する可能性が高いです。
もしそれでも表示されない場合は、公式のTOEIC運営センターに問い合わせることも選択肢のひとつです。問い合わせの際には、受験日や受験番号などの情報を手元に用意しておくとスムーズです。
このように、結果が見られない原因にはいくつかの理由が考えられますが、慌てずに状況を整理しながら対応することが大切です。
郵送によるスコア到着日はいつ?
TOEICのスコアは、インターネット上で先に公開されたあと、紙の公式認定証として郵送されます。
スケジュール上、試験日からおおよそ30日以内に発送されると明記されていますが、これはあくまで目安です。実際には地域や郵便事情によって数日の前後が発生することもあります。
特に祝日や連休を挟むと遅延のリスクが高まるため、受験後すぐに必要となる場合はオンラインでのスコア確認を優先するのが現実的です。
なお、郵送先の住所は申し込み時に登録した情報が使用されるため、住所変更があった際には速やかに修正手続きを行っておきましょう。
TOEIC公式認定証(郵送)スケジュール表
項目 | 内容 |
---|---|
発送予定日 | 試験日から おおよそ30日以内(IIBCが明記) |
実際の到着 | 地域・郵便事情により前後あり |
遅延リスク | 祝日・連休を挟む場合に遅れやすい |
優先確認方法 | オンラインスコア確認(試験日から17日後〜)を活用 |
郵送先住所 | 申込時に登録した住所が使用される(住所変更は事前修正必須) |
再発行条件 | 試験日から 35日以降65日以内 に問い合わせ |
注意点 | 予想外の時間がかかる可能性があるため、余裕を持った計画が必要 |
また、再発行には条件と期限があり、試験日から35日以降65日以内に問い合わせる必要があります。このように、郵送には予想外の時間がかかることがあるため、余裕を持った準備が不可欠です。
大学提出に間に合うか不安な人へ
大学や就職活動でTOEICスコアの提出を求められるケースは多く、その期限に間に合うか不安に感じる方も少なくありません。
特に紙の認定証を必要とする場面では、郵送のタイミングが合わない可能性も出てきます。このとき役立つのが「スコア確認サービス」や「デジタル公式認定証」の活用です。
公開テストのスコアは、試験日から約17日後にオンラインで確認でき、さらに翌日にはデジタル公式認定証も発行されます。もし大学がこの確認サービスに対応していれば、郵送を待たずにスコア提出が可能です。
逆に、紙の認定証が必須の場合は、提出期限と照らし合わせて受験日を慎重に選ぶ必要があります。締切に追われることがないよう、早めの行動と確認が大切です。
TOEICの点数はいつわかるか不安な人のために

・スコア確認の手順をわかりやすく解説
・TOEIC結果が遅いときの確認ポイント
・15日後・16日後に出るという噂の真相
・過去のスコアを確認する方法も紹介
・600点・750点のレベルはどのくらい?
スコア確認の手順をわかりやすく解説
TOEICスコアを確認するには、まず公式のTOEIC申込サイトにログインする必要があります。
スコアは試験日から17日後に反映され、そのタイミングで登録メールアドレスに通知も届く仕組みです。サイトにアクセスしたら「申込履歴」や「結果確認」などのメニューを選択し、該当するテストのスコアをチェックしましょう。
確認できるのは、ListeningとReadingの各スコア、そして合計点です。また、翌日以降にはデジタル公式認定証も表示され、Score Range Descriptorsなど詳細な情報を閲覧できます。
これらの手順はスマートフォンでも可能ですが、表示が見にくい場合はパソコンの使用をおすすめします。サイトにアクセスできない場合は、メンテナンス時間やログイン情報の誤入力がないか確認しましょう。
手順を事前に把握しておくことで、公開日にスムーズにスコアをチェックできます。
TOEIC結果が遅いときの確認ポイント
本来、TOEICの結果は試験日から17日後にオンラインで公開される予定ですが、何らかの事情で表示が遅れることもあります。
特に年末年始や祝日、またはシステムメンテナンスと重なると、数日遅延する可能性があります。
まず確認すべきなのは、TOEIC申込サイトに正常にログインできているかどうかです。メールアドレスやパスワードの入力ミスが原因で見られないケースもあります。
次に、スコア表示のページにアクセスしても見当たらない場合は、まだ反映されていないか、エラーが発生していることも考えられます。
また、通知メールが迷惑メールフォルダに振り分けられているケースも多いため、メールチェックも忘れずに行ってください。どうしても見られない場合は、IIBC(運営団体)に問い合わせをするのが確実です。
焦らず、段階的に原因を確認していくことが大切です。
15日後・16日後に出るという噂の真相
TOEICのスコアが「15日後や16日後に見られる」という情報を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
公式には、スコアは試験日から17日後にオンラインで確認できると明記されています。では、この噂は誤りなのでしょうか。実は、一部の受験者が「16日目の夜に見られた」と感じるケースがあり、それが噂の出所となっている可能性があります。
日本とアメリカの時差や、システムの自動反映のタイミングによって、実際の表示が17日目の午前0時を待たずに始まることもあるためです。ただし、これはあくまで例外であり、全員が同じタイミングで見られるとは限りません。
そのため、15日後や16日後に確認できなかったとしても焦る必要はありません。正式な情報としては「17日後」という点を基本に考えて、公開日当日の朝や正午以降に再確認するのが最も確実です。
過去のスコアを確認する方法も紹介

過去に受験したTOEICのスコアをもう一度見たい場合、申込時に使ったアカウントでログインすれば、一定期間内であれば確認可能です。
具体的には、スコアの閲覧は試験日から2年間保持されており、「申込履歴」や「結果確認」のメニューからそれぞれの試験回のスコアを見ることができます。オンライン上で確認できる情報には、ListeningとReadingの個別スコア、合計スコア、そしてデジタル形式の公式認定証(PDF)が含まれているため、提出用に印刷することも可能です。
ただし、2年を超えた場合はオンライン上での閲覧ができなくなり、再発行の申し込みが必要になります。その際は手数料が発生し、郵送での対応となるため注意が必要です。
過去TOEICスコア確認・保存ルール表
項目 | 内容 |
---|---|
閲覧可能期間 | 試験日から 2年間 オンラインで確認可能 |
ログイン方法 | 申込時に使用したアカウントでログイン |
確認メニュー | 「申込履歴」または「結果確認」から各試験回を選択 |
確認できる情報 | Listeningスコア、Readingスコア、合計スコア、PDF形式の公式認定証 |
PDF活用 | ダウンロード・印刷が可能で、提出書類として利用可能 |
2年経過後 | オンライン閲覧不可、再発行手続きが必要 |
再発行方法 | IIBCに申請、手数料あり、郵送対応のみ |
注意点 | 必要になりそうな場合は、2年以内に必ずPDF保存または印刷しておくのが安全 |
過去のスコアが必要になりそうな場合は、2年以内にPDFを保存しておくか、必要な書類としてあらかじめ出力しておくのが賢明です。
600点・750点のレベルはどのくらい?
TOEICのスコアでよく話題になるのが「600点」や「750点」という数字です。
これらの点数は、就職や昇進、留学の要件として区切りとなることが多く、実力の目安としてもよく使われます。
600点は一般的に「基礎的な英語力があり、日常的な業務に支障がない」レベルとされます。英文メールの読み書きや、簡単な会話が可能な範囲に該当します。
一方、750点は「ある程度の専門的なやり取りにも対応できる中上級者レベル」と評価されることが多く、外資系企業やグローバルな職場でも通用する力があると見なされます。
ただし、スコアだけで一概に英語力を評価することは難しく、同じスコアでもListeningに偏っているかReadingに強いかで実践力は異なります。点数がゴールではなく、自分の目的に応じたスキルの習得を意識することが大切です。
まとめ:TOEIC点数はいつわかるのか?

・TOEICの点数は試験日から17日後にオンラインで確認可能
・結果の公開時刻は正午前後が多いとされている
・公開時間には数分のズレが生じることがある
・インターネット結果確認を申込時に選択していないと見られない
・年末年始やGWなどはスケジュールに注意が必要
・まれに16日目の夜に表示されるケースもあるが例外的
・紙のスコア(公式認定証)は試験から30日以内に発送される
・郵送スコアは地域や祝日により到着が前後する
・スコアの再発行は試験日から35日〜65日以内に申請が必要
・大学や就活での提出にはデジタル公式認定証の活用が便利
・過去のスコアは試験日から2年間オンラインで確認可能
・TOEICスコア600点は業務に支障のない基礎力レベル
・TOEICスコア750点は中上級の英語運用力とされる
・結果が見られない場合はログイン設定やサーバーの問題が考えられる
・スムーズな確認のために事前にログイン情報を準備しておくと安心